セックスでは男性側が攻めることも多いですが、私はとくに攻めの傾向が強く、女性からアレコレしてもらうことは求めませんでした。自分がなにかすることで喘ぐ様子が好きですし、ときには焦らして涙目にするのも楽しく、ある意味Sだったかもしれません。

もちろん神待ち女性を泊めるときも攻めの姿勢を重視しており、『泊まるために仕方なく相手をしていた女性が快楽に酔う姿』を見ては楽しんでいたのですが…最近の私は受けにも目覚めそうになっており、「女の子からいろいろされるのもいいな…」と思うようになってしまいました。

そのきっかけは、とある神待ち女性(名前はリン)を泊めたときの話です。私は26歳でリンは24歳と年下で、「年下のほうが攻めやすいし、今日は楽しめそうだな…」なんて想像してニヤニヤとしました。今考えると、それは真逆だったのですが…。

待ち合わせ場所にいるリンを迎えに行くと、やや小柄な女性が立ってまして、性格は普通に礼儀正しそうな感じでした。これでますます受けっぽいイメージが染みつきまして、「今日はどんな風に攻めてみようかな?」と期待していたのです。

先に外で食事をしたときも大人しい感じですし、家に向かうまでの道中でも活発には見えなかったので、安心して自宅に上げたのですが…体に触れてみると「今日は泊めてもらいますし、私が気持ちよくしますね」と言って、自ら攻めてきたのです。

予想外の発言と行動に私もひるみ、最初は完璧に主導権を奪われました。リンはこういうときの押しが強く、私がなにかしようとしてもやんわりと制止してきて、『女性にいろいろされる快楽』を与えられたのですが…思うように動けないと、すごく焦れったいですよね?

しかし、その焦れったさが快感を生み出すのも事実で、これまでにない刺激にすっかり夢中になり、1回目の射精のときは声も一緒に出してしまいました。男の喘ぎなんて恥ずかしい…と思いきや、リンはとても満足そうにしており、彼女こそSなのかもしれません。

一応2回目は私もそこそこ攻めましたが、すでに攻守関係ができてしまったのか、私もいつもみたいに振る舞えません。こうして私は神待ち女性に翻弄されてしまい、新しい性癖まで芽生えてしまったのです…。

受けの快楽というのは自分ではコントロールしにくく、暴発してしまうことも多々あります。しかし、そういう射精が気持ちいいのも事実であり、女性に攻められることの良さを知ったら、誰もがMになってしまう…かもしれません。