妻が家出をする。
普通の家庭でも、夫婦喧嘩をした後に妻が家出をすることは、一度や二度はあるでしょう。
ところが、家出が10回、20回となると、尋常ではありません。
普通の夫なら、頻繁に妻が家を空ければ不倫を疑うところです。
しかし、彼女たちが家出をするのは、どうも不倫が理由ではないらしいから謎なのです。

プチ別居する人妻が急増中

妻の家出は、決してレアケースではありません。
調査によってブレがありますが、潜在的な家出願望も含めれば、7割から9割近い人妻が家出を考えている、もしくは考えたことがあるという調査結果が出ています。
実行に移す人妻の数が少ないだけで、夫からすれば、いつ自分の妻が家出しても不思議はないのです。

家出には短期的なものもあれば長期的なものもあります。
期間が長くなれば、それはもはや家出というより別居といえます。
夫を含めた、家に残された家族が妻(母、もしくは嫁)に不信感を抱けば、家族は破綻に向かいます。
すなわち離婚してしまうのです。

彼女達は神待ちするのか

家出を繰り返す妻は、働いていたとしても、家出が重なれば会社に残ることはできなくなります。
そうなると、収入がなくなり、家出の資金も尽きるはずです。
お金が無くなると家出が収まるかというと、そんなに単純な話でもありません。
たとえ手持ちのお金が無くなっても、彼女たちの家出癖はなくならないのです。

その秘密が神待ちなのです。
神待ちをすれば、人妻であっても一晩なり二晩なり、家に泊めてあげる男も存在します。
そういった男の家を避難所として利用できるので、彼女たちは家出を続けられるのです。
しかし、彼女たちは神待ち男の家にいるのは一時的なもので、すぐにまた自宅に帰っていきます。

家出する気持ちは彼女達にしか分からない

たいていのケースで、夫は妻の家出の理由を知りません。
帰ってきた妻を問いただしても、ただちょっと…と口を濁して正確な答えが得られません。
実際、夫婦の意思疎通がきちんとできていれば、ほとんどのケースで妻の家出は起こりません。
普段の意思疎通ができていないから、家出から戻ってきたときの意思疎通がうまくいくはずがないのです。
実は、妻たちも、なぜ家出するのか自分でも分からないケースが多いのです。
誰にでも突然、すべてを投げ捨てて逃げ出したくなることはあるでしょう。
彼女たちの家出はその結婚版と考えるしかありません。