今の荒んだ日本には惨めな人も多いと思いますが、私ほど惨めな男はそんなにいないでしょう。学生時代はいじめられており、社会人になってできた彼女にはタンス預金を持ち逃げされて、呆れた実家からは一切支援してもらえない…ここまで書くと、どれだけ惨めなのかが分かると思います。
このため、一時期は「いっそのこと、自殺したほうがいいのでは…」とも考えましたが、最近はなんとか普通に生きています。前向きというほど立派ではないものの、「こんな人生でも、楽しみはあるし…」と思うようにしており、わずかな希望を目指して必死に生きていました。
こんな私にも仕事があるというのも関係していますが、1番は『挿入NGの優しい女性が私を哀れんで入れさせてくれた』という出来事があったからでして、「惨めな人間を救ってくれる人もいるんだなぁ…」と思ったら、生きる気力も少しだけわいてきました。
こうした出来事は風俗にありそうですが、私の場合は『神待ちしていた女性を泊めたとき』に関係しています。こういう女性って好きなことをさせてくれそうですが、やはり女性側の立場が強いらしく、「挿入はダメだけどそれ以外でしたら大丈夫です!」という人もそれなりにいました。
挿入ができなければ、泊める意味なんて…と考えるかもしれませんが、私はこれまでの人生で上手くいくことのほうが少なかったので、「手や口でしてもらえるだけでもいいよな…」と本気で思っていたから、泊めることにしたのです。
手や口だけなら風俗でも安く抜けそうですが、風俗嬢は営業トークが上手すぎるせいで、意思の弱い私はカモられそうで怖くて…それにタンス預金を持ち逃げされてからあまりお金にも余裕がないから、神待ちしている女性のほうが安心なのです。
この神待ち女性を迎えに行った直後も「挿入できないけど、本当にいいですか?」と念押しされました。先ほども書いたように私は挿入までは期待していなかったので、普通にOKして帰宅したのです。
いきなりセックスを始めるのもアレだからと少し会話もしましたが、その際に私のこれまでの人生について話すと、相手は「苦労したんですね…」と哀れんでくれました。今思うと「つまらない話を聞かせちゃったな…」とも感じるのですが、これが良かったのかもしれません。
手や口で気持ちよくしてもらっている最中、「あの、良かったら入れてみます?」なんて言ってくれたのです。私は「無理しなくても…」と言ったのですが「○○さん、苦労してるみたいだし…特別ですよ」と笑ってくれて、正直泣きそうでした…。
こうしたこともあるからこそ、人生は諦めるべきではない…のかもしれません。
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