『世の中は狭くていつ知り合いに会っても不思議ではない』…こんな話を聞くと思いますが、それは本当でした。私もまさかというタイミングで知り合い…らしき子と会いまして、気まずいようなそうでもないような、微妙な空気になりましたよ…。

それは、神待ちサイトを使ったときの話です。このサイトを使う少し前までは彼女がいて、セックスしたくなったら会うようにしていたのですが…彼女はどうやら職場の先輩にお熱なようで、ある日突然「好きな人がいるから、別れて欲しいの」と言ってきました。

私はまだ好きだったのですが、かと言って惨めったらしく引き止めるほどではなくて、わりとあっさり別れたと思います。こうした別れ方だったので共通の友人たちとも悪い雰囲気にはならず、お互いが新しい人生を踏み出した感じですね。

そしてセックス相手がいなくなった私は、神待ちサイトを使ったのです。新しい彼女を作ろうと思いましたが、気になっていた女友達が海外に出張していたようで、連絡を取ることができなかったから、「女友達が帰るまでは、セックスだけが楽しめる子と遊んでおくか」と考えました。

神待ちサイトを使って少ししたら、同じ地域に住むA(仮名)という女の子が泊まりに来ることになったのです。近くに住んでいると地元トークがしやすいし、なによりお迎えするのが簡単だから、お互いにとっていい出会いだったと思います。

待ち合わせ場所に向かうと結構可愛い子が立っていたから、これはラッキーだと思ったのですが…私の顔を見たAは「え!?○○くん!?」と驚いたのです。私はAのことを知らなかったので、そのリアクションに驚きました。

そんな私を気にせず、Aは「彼女と別れたからってほかの子を泊めるなんて、○○くんはエッチだねぇ」と笑っており、私は生返事しかできなかったのです。この雰囲気で、「キミ、誰?」とも言えませんし…。

ちなみにAは『元カノの友人の一人』らしいですが、会ったことも話したこともなかったので、ほぼ他人です。相手は元カノから私のことを聞いているらしいですが、私とAのテンションは全然違っていて、不思議な時間を過ごすことになりました。

ただ、Aは元カノよりもスタイルがよく、しかも積極的だからセックスはかなり楽しめたのです。知り合いってことでなあなあになるわけではなく、目的はちゃんと果たせたから、これでよかったと思います。

なお、Aとはアドレス交換をして、泊まりたいときには連絡をもらい、セックスをさせてもらう代わりに宿を提供する…そんな関係になりました。