神待ち掲示板で、泊め希望の女の子を発見しました。
家に帰る前に、駄目元で神待ち女子を探してみたら、うまいこと女の子を見つけたわけです。
終電を逃したという軽い感じの子でしたね。
その日はちょうど自分も遅くまで遊んでいて、タクシーで帰ろうかと思っていたところだから、だったらいいかなとメッセージを送ってみたわけです。
同じ駅から電車に乗るつもりだっということで、駅の近くで泊め男を探していたけれども、他にその時間にすぐに連絡がつく男がいなかったようです。
こういう縁は大事にしないといけません。
といっても、それだけ、のはずだったんですけどね。
カモフレになってしまいました。

泊めたのは一度切り

彼女が言っていたとおり、駅前の銅像の下に彼女は座っていました。
声を掛けて、タクシーを拾って俺の家に向かいました。
部屋に入れてあげながら、タクシーに乗るときに運賃だけ取られてさよならする可能性もあったことに気づき冷や汗をかきました。
しかし、彼女はおとなしくついてきました。
素直な女の子で、翌日ありがとうと満面の笑顔で帰っていきました。
神待ちだから、普通は一晩泊めてあげたら終わりなんです。
でも、彼女は縁があったようです。

半年くらいして突然

彼女とはそれきりでしたから、神待ちで他の女の子を泊めてあげたりしていました。
そんなことを半年続けていると、一瞬誰だか思い出せない相手から電話がありました。
もちろん、一緒にタクシーに乗った女の子からで、すっかり忘れていましたが、電話番号の交換をしていたんですね。
また泊めてほしいのかなと思いながら電話に出ると、そうじゃない、俺さんとただ遊びたいということでした。
昼間に女の子と遊ぶのも悪くないと二人で遊びに行くことにしました。
振り返って考えると、これが腐れ縁の始まりだったのでしょう。

たまに遊んでます

以来。だらだらと彼女との関係が続いています。
お出かけしては手をつないだり、抱きついたりしていますが、恋人ではないと思います。
でも、友だちというのも不自然な感じがします。
こういうのをカモフレというのかな。

彼女は彼氏はいないと言っていますが、俺みたいな男とこんなことをしているから彼氏ができないんじゃないかと思うと同時に、この関係を続けていきたい気持ちもあります。
カモフレの関係は、彼氏ができるまで、でしょう。
彼女からいつ連絡が来るか分からないから、うかつに神待ちできません。
スケジュールの調整が大変なんですよ。