神待ちで20代のピチピチした女の子を泊めてあげる予定が、その母親くらいの年齢の女性を泊めてあげることになってしまいました。
狐につままれたというのはこういうのを言うんでしょう。
そういう意味では彼女は女狐だったんでしょうか。
よもやの・・・
そもそも、僕が神待ちをしているのは、20代前半くらいの若い女性と会えるからなんですね。
20代の女性と会うなんて普通にやっていたら無理ですから。
それで掲示板を見ていたら、20代の女の子が助けを求めていました。
しかし、待ち合わせ場所に行ってみると、40代に見える女性がいました。
少し待ち合わせ場所から離れた場所で、約束の時間から10分ほど待っていても、彼女以外の女性は現れませんでした。
彼女をよく見ると、足元には大きめのバッグを二つほど置いていました。
もしやと思い、彼女に話しかけると、神待ち女子は彼女だったことが分かりました。
メールのメッセージを読んだり、電話の声を聴く限り20代に思えたんですが、実際には40代の女性だったんです。
メンタリティ的にはとてもお若いようで。
幼いと言うべきでしょうか。
人は見かけによらないというか、こういう場合は何と言ったらいいのでしょうか。
しかし、泊めてあげる約束で呼び出した以上、今夜だけはと家に泊めてあげることにしました。
男子に二言はありません。
だから、ほかの人もどんな女性が来ても無視して帰るようなことをしてはいけませんよ。
彼女が神待ちしていた事情
僕はまだ食事をしていませんでしたが、彼女の荷物が多いから自宅に直行することにしました。
そして、配達のピザを食べながら話をしました。
ほとんど彼女が一人でしゃべりましたが。
彼女は、ずっと家賃を滞納していて、ついにはアパートにいられなくなった。
ネカフェに泊めるのもお金かかるし、神待ちに縋ってみたということでした。
話す様子を見る限りウソをついているようには見えませんでした。
思い返せば、掲示板でもこちらからのアクセスに前のめりの返信をしていましたね。
帰る場所がないなら焦るでしょうね。。
事情が事情だけに、2,3日ならいいと思って、最長1週間まで覚悟して提案してみました。
それは悪いと最初は断るぞぶりを見せれば、心配しなくてもいいと、言うしかなかったです。
その後?
その後……じゃなくて現在進行形なんです。
そのまま居ついちゃいました。
僕がいない間に家事をしてくれて、会社から帰ったら夕食ができています。
朝も玄関まで送り迎えしてくれますし。
なんか姉さん女房みたいでいいな、と思い始めていまず。
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