神待ち女子を自分の家に泊めてあげるはずが、自分が神待ち女子の家に泊まっていた。
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
掲示板で、自称19歳の女の子が助けを求めているのを発見。
イベントに遊びに出て来たが、グッズ買いすぎて帰りの電車代まで使ってしまった。
泊まる場所を探している。
そんな内容でした。
書き込みを見つけたらすぐに連絡。
神待ち女子をゲットするには、とにかくレスポンスの早さが勝負。
その点には自信があります。
レスポンスは早かったし、彼女の現在地から近いのが決め手になりました。
彼女は、待ち合わせ場所まで移動する交通費もなく、歩いて行ける場所にいたボクに頼ることになったようです。
そういうことなら、一日と言わず泊めてあげましょう。
駅前で合流してから、とりあえず食事。
食べ終わると時間も遅くなっていたので、予定通り泊めてあげることにしました。
家に連れて帰ってみると、彼女はお風呂に入ることもなくさっさと眠ってしまいました。
何かを期待していたことは白状しますが、何もありませんでした。
19歳の大学生というがどこまで本当かもわかりません。
遊びに来て帰りの交通費まで使ってしまうとはおっちょこちょい女の子だと思いました。
一泊した帰り、彼女を駅まで送ってあげるとき、どこまで乗るのか聞いてみました。
どこで降りるかを聞いて、降りる駅までの電車代を渡しました。
彼女と違ってボクはしっかりしているのでした。
普通なら泊めてあげた女の子とはそれきりなんですが、この時の女の子とは違いました。
用事があって、電車で遠出することがありました。
用事が済んだから帰ろうかと駅に向かう途中、その駅が先日泊めてあげた女の子が降りると言っていた駅だと思い出しました。
試しに女の子に連絡してみると、結構近所に住んでいるらしいことがわかりました。
徒歩数分の距離でした。
家まで遊びに行ってもいいかと聞いたら案外簡単にオーケー。
さっそく遊びに行くことにしました。
神待ち女子の家に遊びに行くのは初めての体験でした。
もちろんボクには下心ありでしたが、あっけらかんとした彼女の表情を見るとそういう気持ちがなくなりました。
駅前で待ち合わせて、家に向かう途中でご飯のお買い物をしました。
お買い物を済ませ、二人で仲良く彼女の家に行きました。
家に着くと、キッチンで二人並んで食事を作りました。
ボクはほとんど何もしませんでしたが、出来上がりを美味しくいただきました。
相変わらず無邪気な彼女は、何の疑いもなくボクの隣で眠りました。
守りたいこの寝顔。
結局、その時は何もなくお別れ。
現在、定期的に連絡して月に一回くらいの頻度で会っています。
多分、付き合っているとボクは思います。
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