神待ち掲示板を紹介しているサイトでは、基本的に利用する男性側にどのようなリスクがあるのか記載されています。
確かに男性側も神待ち掲示板を利用する上で色々とリスクは存在しています。
ですが男性と家出少女とではどちらがリスクが大きいのかと言えば、断然家出少女の方が大きいと言えます。

まず状況的に見て家出少女には余裕がないためです。
利用する男性の場合は今夜セックスをしたいから相手を探したいという気持ちはあるかもしれません。
ですがいい相手が見つからなければ諦めて別の機会を探しますよね。

下手に面倒な子に関わりたくない、トラブルを回避したいという気持ちがあるためです。
対して家出少女側は、今夜の相手は絶対に今夜中に見つけないといけないという事情があります。
なぜならお金がなくて今夜泊まる場所もなければ、食べるモノもない状況です。
空腹な状態で野宿をするぐらいなら、多少胡散臭いと思った相手でも選んで会う必要があります。

そして残念ながら嫌な直感って当たる事が多いですよね。
この男性はヤバいんじゃないかと思う男性には、本来直感を信じて会うべきではないのです。
出会い系サイトであれば警戒心を持って時間をかけて相手を選び、信用出来ると思った相手とだけ会う事が可能です。
ですが神待ち掲示板では今夜中にという縛りがあるために、ヤバめな人とも出会ってしまい結果としてトラブルに巻き込まれる可能性が高いのです。

例えば相手が異常な性癖の持ち主でひどいセックスをされるという事もあるでしょう。
ですが寝る場所と食べるモノを与えてくれたら、そのお礼にセックスをするという行為が約束となっているのであればどんな内容のセックスであれ約束違反にはなりません。

しかも家出少女の場合、家出中ですから何かあった場合に親に頼る事が出来ない状況です。
さらに言えば家出中で警察に行けば補導されてしまいます。
なので何かあった時に警察に頼る事も出来ない状況なのです。
つまり家出少女が泣き寝入りする可能性が高いという事を分かった上で、悪い事を企んでいるひどい大人が神待ち掲示板を利用しているという訳です。

加えて家出少女の多くがまだ若く社会経験がないため、世間知らずな一面があります。
そのためおかしいと疑問に思い、危険を回避する能力が大人よりも低いと言えるでしょう。
確かに神待ち掲示板とは家出少女にとって、助けてくれる相手を探せる便利なツールです。
ですが同時に利用する事で、どんなリスクに遭遇する可能性があるのか知っておく必要があると言えます。