私は飲食店に調理師として勤務しており、多くの人が知っているように薄給激務です。朝早くから下ごしらえなどもしますし、場合によっては夜遅くまで仕事をしないといけないし、そのわりには給料も安いため、30代になっても独身でした。

そのため、まず人にはおすすめしない仕事でしたが…いいこともちょっとだけあります。たとえば調理師として長く仕事をしていたら、料理が美味くなるのは自明の理ですよね?そもそも、下手なら調理師として働けないでしょうが…。

私は昔から料理が好きなので、仕事はきついですが、「美味しかったです!」と言われるとやり甲斐もありますし、「今度、こういう料理を作ってみるか…」なんて考えるようになれば、自分の上達具合も分かります。

実際に家でオリジナル料理を作り、食べてみたときに「うん、うまい!」と感じたら、これもうれしいし楽しいです。だから、私の楽しみは休日の料理と、『神待ち女性と遊ぶこと』でした。

神待ちしていた女性にまかないを振る舞う

薄給なので彼女もいない私ですが、男なので性欲はありまして、「すぐにセックスできる相手が欲しいなぁ」と考えていました。そんなときに偶然神待ちサイトを見つけまして、ここのおかげでセックスも楽しめていたのです。

なお、神待ちしていた女性を家に泊めるときは、手料理を振る舞うことも多かったですね。これは自慢の料理を食べてもらいたいというよりも、「外食だとお金がかかるし、節約のためにも余り物で用意しよう」という考えがあったからでして、振る舞う料理は『まかない料理』という表現がピッタリでしたが…。

とある女性にそれを出したらものすごく気に入られまして、今でもちょくちょく泊まりに来ては、私の料理を食べているのです。もちろん、その見返りとしてセックスもさせてもらえるから、悪い関係ではありませんけどね。

おかげさまで好評

その女性は普通のOLでして、飲み会で遅くなったからという理由でお泊まりを希望し、私もそれに応じました。で、「お酒の飲み過ぎでちょっと気分が悪い…でもなにか食べたい…」なんて言ってたから、「じゃあ、余り物で雑炊でも作るか」と考えたのです。

そして一緒に家に戻ったら早速雑炊を作り、食べさせたのですが…「うそ、めちゃくちゃ美味しい!」と大喜びで、正直ちょっとうれしかったですね。

で、セックスのあとにいろいろと聞かれ、調理師だと教えたら「また遅くなったら、泊まりに来ていい?それでご飯作って欲しいなぁ」と言われまして、OKしたのです。

安定してセックスができるし、料理も喜んでもらえますし、今の日常は案外楽しいかもしれません。