実は神待ち掲示板が存在するのは日本国内に限定された話ではありません。
隣の国の韓国にも神待ち掲示板が存在しています。
しかも日本と比較すると韓国の方がより自体は深刻だと言えるでしょう。

日本でも若者がなかなか正社員になれずに非正規社員で働く人が増えています。
ですがそれでも失業率は韓国の比じゃないと言えます。
それぐらい韓国の若者の失業率は世界的に見ても高く就職難が原因で家出をする人が続出しているのです。

なんで就職難と家出にはどのような関連性があるの?
家出をした方が住所不定になってしまい、ますます就職活動に支障が出るのでは?
そんな疑問を持つ人もいるかもしれません。

ですが就職難で仕事に就く事が出来なければ収入がありません。
家賃が支払えなくなり滞納した結果退去を迫られてしまいます。
自ら望んで家出するのではなく韓国の家出は帰る家を失うホームレス状態だと言えます。

だからこそ韓国版の神待ち掲示板を利用して経済的に余裕がある人に食事代とホテル代を支払ってもらいかろうじて生き延びる事が出来ているのです。

そのため韓国の家出は未成年は少なく学校を卒業し成人を迎えた人の割合が多くなっています。
成人が家出をしても行方不明という扱いにはならないため家族が捜索願を出しても警察が介入する事は出来ません。
就職率の低下は歯止めがかからず成人の家出の人数も年々増加傾向にあります。

そして1番の問題は就職難で家出をした人は将来に希望も持てずに大きなストレスを抱えている状態です。
なので成人が家出をしてストレスを発散するために犯罪に手を染めるケースが本当に多いのです。
そういう意味では神待ち掲示板も危険だと言わざるえないですよね。
本来であれば男性は困っているところを助けてくれた恩人です。

ですがもう自分の将来なんて希望もないしどうなってもいいと投げやりな気持ちで助けてくれた男性に恩を仇で返す行為をしてしまいます。
シャワーを浴びている間に財布からお金を盗んだりお金を奪おうと恐喝してくるかもしれません。
もちろん日本でも同様のトラブルは起こっています。

それでも犯罪発生率に大きな違いがあるのは日本は職種さえ選ばなければ生きていくのに必要な最低限のお金を仕事で稼ぐことが可能です。
それに就職難で家を追い出された訳ではなくプチ家出も多いので本当に家出中に困った事になったら帰る家があり家出の深刻度に差があります。
このように日本と韓国では隣の国であっても家出の事情はそれぞれ大きく異なると言えるでしょう。