神待ち女子を泊めてあげて、ムフフなことをするのがボクのささやかな楽しみです。
いつもは自宅に連れ込みます。
でも、この日は奮発してホテルに連れて行くことにしました。
ホテルに行ってしまえば、女の子も言い逃れできませんし。
我ながら完ぺきな作戦だと思います。
実際、うまくいきましたし。
ボクが掲示板で連絡が取れたのは、21才の女子大生でした。
女子大に通っていると言っていました。
男に免疫がないから、神待ちなんかしているのかなと心配してしまいます。
知らない男を信用してはいけませんよ。
女の子に、泊まる場所を探している事情は聴いていません。
どうせ興味もないですし。
話をしている中で、女の子が何か言っていたような気がしますが、気にも留めませんでした。
一泊だけして別れたから、そんなに困ってないんじゃないかなと思います。
そんなに困っていたら、二泊、三泊とずるずる泊まろうとするでしょうし。
荷物は少なかったので、学校帰りというのでもなさそうでしたが、身なりは小奇麗にしていました。
やっぱりそんなに困っていないと思います。
寝る場所を転々としているなら、身だしなみに気を使う余裕はないでしょう。
だからたぶん、今日はたまたま家に帰れない事情があったんじゃないかなと思うことにしています。
これからも関係が続くなら、おいおい女の子から事情を聞きだすこともあるでしょう。
そんなことよりボクにはやるべきことがあるのでした。
やや強引に押し倒す必要があると気合を入れていましたが、勘のいい女の子は、ホテルに入った時点でこちらの意図を察したようで、むしろ、自分から服を脱いでしまいました。
物分かりのいい女の子大好き。
彼女を抱き寄せて軽くキスをして、それから……
そこから先は淡白でしたけど。
積極性を期待するのは望みすぎというものでしょう。
ボクはいただけるものはいただいたので、機嫌がいいのです。
夜が明けて、女の子とホテルのモーニングサービスのバイキングも美味しくいただきました。
ティファニーだったらよかったね、とのボクの言葉にきょとんとした表情をしていました。
元気に食べる姿はまだまだ子どもでした。
こんな純粋な子が変な男に騙されてはいけないと思いました。
守りたい、この笑顔
また神待ちしたくなったらボクに連絡するように言い含めておきました。
あとは、ちゃんと大学に行くかどうかが心配です。
朝からガッツリ食べた女の子は、バイバイと手を振って帰っていきました。
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